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当院の治療法のご案内

1 漢方鍼灸について

漢方医学では、各内臓(五臓六腑)それぞれが調和を取りながら機能することを最も大切にしています。そのことが、お一人お一人のお体にとって最良な新陳代謝の土台となります。

吉祥堂の「漢方鍼灸」は、「北辰会方式」を採用してます。(社)北辰会は奈良県の藤本蓮風代表が主宰される、日本で最も難病治療に力を注いでる伝統鍼灸医学の学術団体です。北辰会方式の特徴である「病気の本質を追及する初回問診・多面的な体表診察・少数鍼治療」は、そのまま吉祥堂の漢方鍼灸の特徴でもあります。それぞれの意義について、簡単にご説明します。

(1)吉祥堂の漢方鍼灸の3つの特徴

 

① 病気の本質を追及する初回問診

漢方鍼灸医学では、人の生命は「身体・心・魂」から成り立ち、どれも切り離す事ができない一つの全体(気一元)として捉える人間観を持っています。それと同時に人間は社会的存在でもあり、大宇宙・大自然とも有機的に連係した存在でもあります。

初回の問診では、主訴を中心に、生後から現在までの健康状況・生活環境とそれに伴う精神面の移り変わり・身体的状況(飲食・排泄物・睡眠など)など多岐に渡たり、約60~90分かけて丁寧に問診致します(但し体調や症状の状態により、簡略して問診する場合がございます)。

問診は、健康状態と生活環境を照らし合わせ、人生の歩みを振り返りながら、ご自身の心や体の現状認識を深めていくことを目的にしています。適切な現状認識は、現状を転換するきっかけになります。

また、人は、未知の状況に対し、往々にして不安が生じやすい傾向があります。問診では、人智で「分かること」と「分かり得ないこと」を明確にしていきます。人智で「分かり得ないこと」は分からなくていいと、ある意味、自然の力にお任せできるような心持ちになれると、不安要素が自然と軽減し、安心状態を得やすくなります。

安心した状態で治療を受けていただけることで、治療効果が高まりやすくなります。問診から治療まで、一つでも多くの安心要素をご提供できるよう配慮致します。

 

② 多面的な体表診察

東洋医学では人間の身体は小宇宙であるという世界観により、「身体の各部位に全身の縮図が投影される」「体内の様子は体表上に現れる」という概念が生まれました。

具体的には、顔・舌・脈・お腹・背部兪穴(背中のツボ)・原穴(手足の関節にある主要なツボの一つ)・前腕・皮膚と毛穴などの部分を、望診(視診)、切診(触診)を行う事で、内臓を中心に肉体上の新陳代謝の異常を確認していきます。

この体表の多面的な診察で大事なことは、手のひらと手指の繊細な感覚、そして理論と正反対の世界の直感です。そのため、日々、感覚・直感を養うことが求められます。

③ 少数鍼治療

①問診と②診察、それぞれの情報を重ね合わせ、病気の根本を綿密に分析したうえで、少数鍼治療を行います。そして治療後、即座にその効果の是非を確認していきます。

少数鍼は身体が治るために必要なエネルギーの分散を少なくし、また治療の効果判定がしやすい(効果が少なかった時には次の手が打ち易い)、大変有効な鍼の手法です。その際、首や肩の凝り・腰痛・膝痛など運動器疾患に対して局所に対して鍼を刺す事は、ほぼありません。

(2)少数鍼治療、効果の秘密

上記の説明だけでは、「たった1~3本の鍼で効果があるの~?」と、疑問をお持ちの方がおられるかもしれません。そこで、「少数鍼治療が、なぜ効果的なのか」を、簡単にご説明いたしましょう。

病の多くは身体内部のエネルギーの歪みが生じています。鍼灸治療の目的を端的に表現するなら、この歪みを整えるためで、それには「全身の至る所にある、エネルギーの滞りを流す、逆に不足したエネルギーを集める」ことに集約されます。

1本の鍼自体に、目標としている箇所に、エネルギーを散らす、集めるといった働きがあります。その働きを利用したうえで、術者が全身の上下左右前後表裏を張り巡らすネットワークである経絡を熟知するほど、1本の鍼だけで、歪みが生じている複数の箇所を、ドミノ倒しのように連鎖的に整えていくことができます。

(3)漢方鍼灸のアプローチの仕方~頭痛を例に

ここで、全身のエネルギーのアンバランスのモデルとして、頭痛を例に、その対処の仕方についてご説明します。頭痛の多くは、身体上部の頭部にエネルギーの停滞、そして相対的にお臍より下部にエネルギー不足が同時にみられる状態です。

このとき、主に3つのアプローチがあります。

一つは上部のエネルギーの停滞を解除することによって、下部のエネルギーが自然と充実する。二つ目は、一つ目とは逆に下部のエネルギーの不足を補うことで、上部のエネルギーの停滞が下への流れを作る。
最後に上下の境目である真ん中に位置する体幹部のツボへ働きかけて上下のバランスを整える。

この3つのアプローチを、その時々の身体の状態によって使い分けていきます。

(4)なぜ、少数鍼治療なのか?

多い本数の鍼では、全身の気血水エネルギーの移動を相殺し、一本一本の鍼の効果が不明になる恐れがあります。

そのため、当院では、効率よく全身の気血水のエネルギー循環を促進させる治療方式として、1~3本ほどの少数鍼治療を採用しています。

2 妙見活法について

鍼灸治療の更なる質向上のために、吉祥堂独自の工夫として、状況に応じて妙見活法を施しています。

(1)妙見活法の由来

桓武天皇、平将門公を血統とし、平安後期より関東地方でその名を大いに轟かせた有力豪族に、千葉常胤公を始祖とする千葉一族がいました。その千葉一族には、「妙見法術」が、約1000年の歴史を超えて伝承されています。妙見法術とは、北極星を中心として、その周りを回転する北斗七星の観察によって森羅万象を捉え、体系化された法術です。

妙見法術は武士の時代に、兵法や医術など、人の生き死に関する現象の大転換をもたらすのに、非常に実践的な術理として発展してきました。そのため、2016年6月に正伝妙見活法協会が再結成されるまで、千葉一族以外、門外不出の家伝として伝承されてきました。

吉祥堂院長は、妙見兵法桓武月辰流第二十四代宗家・千葉吉胤妙星師に師事し、桓武月辰流柔術や妙見活法を通じて、妙見法術のご指導を受ける機会を頂いています。実際に、問診、各種診察、治療、休憩などの各場面の所作を通じて、肉体・精神などに関わる様々な「質的転換」を促す術理を活用させていただいています。

(2)「事象の質の転換」を促す妙見法術

妙見法術は、大宇宙・大自然の「法」則に基づく、自然界の作用に沿った「術」です。妙見法術には、人が自然界でより良く生きていくための智恵が豊富に蓄積されています。

例えば、ある物を使ったら元の場所に戻すという行為は、「往復・循環・螺旋回転」という自然界の作用に合致しています。

妙見法術は、この自然の摂理を大いに活用することで、様々な事象の質的転換を促していきます。この事象の転換を、医療に応用することで、自然治癒力の回復に繋がります。

自然治癒力は、ヤジロベエが中心軸でユラユラとバランスを取っている姿に例えられます。反対に、中心軸が定まらないと、片方に傾きっぱなしの状態になります。「傾きっぱなし」が、元に戻れない、不自然な状態です。この「傾きっぱなし」のヤジロベエが、自然治癒力に不具合が生じている象徴的な姿です。

ヤジロベエの例から、自然治癒力は、ある方向に行ったら行きっぱなしにならずに、「元=中心」へ戻ろうとする力とみなせます。人は元の中心に戻る力を失うと、体も心も不安定になってしまいます。

体が不安定になると、全身が一致団結して働いてくれません。例えば、腰痛は、腰だけが頑張り過ぎて、脚や腕など他の部位がさぼっている状態です。また、心が不安定になると、支えとなる中心を失って、不安を抱え込みやすくなります。

過労・ストレス・運動不足など、自然界の作用に反した日常生活を送り続けると、体も心も乱れやすくなります。そうなると、人は病気・症状にかかりやすくなります。

妙見法術は、術者が自然界の作用に沿った作法を行うことで、「乱れ」の反転である「秩序」を、心と体にもたらす大変優れた法術です。

当院は、この妙見法術活法で、あなたの自然治癒力が回復する後押しをさせていただきます。  

3 妙見活法の整心術について
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(1)整心術=肉体を通じてのプレッシャー・ストレスからの解放

  • 何だか気分がスッキリしない
  • プレッシャーに押しつぶされやすい
  • ストレスをさばくのが苦手だ
  • 何かあると、余計なことを考えがちだ
  • 些細なことを気にしやすい

上記のような気分・思考・感情といった精神面の問題を、体を置き去りにして、心や頭だけ使って解消しようとしても、きっと堂々巡りになりやすいでしょう。心や頭が適切に働くためには、まず体の状態を整えることが大切です。

当院では、心因性の症状であっても、漢方的な診断に基づき、肉体面の問題として扱っております。更に、過剰なプレッシャーやストレスを解放する「妙見活法」の整心術を採用しています。


整心術では、

  • 気にしていることが、気になりにくくなる
  • 固定観念が外れ、新たな発想が生まれやすくなる
  • 悩み・不安が生じても、不要であれば受け流しやすくなる
  • プレッシャーに対して、過剰に抵抗しなくなる
  • ストレスをストレスとして受け止め、今すべきことに集中して打ち込みやすくなる
  • 集団での自分の立場・役割を全うしやすくなる
  • 仕事やスポーツなどのパフォーマンスが高まる

といった、あなた本来の能力が発揮されやすい精神状態へと導きます。

(2)自分(内)と現実世界(外)の関係性

心が揺れ動き、体が強張り、頭が堂々巡りしてしまうような出来事に遭ってしまうとき、わたしたちの内側でどういった現象が起きているのでしょうか、その内側で起きていることを、以下にみていきましょう。

<思考・感情・感覚・行動の流れ>
人は外の世界の出来事に対して、心と体で感じ受け止め、頭で考えたものを、外の世界へ行為として表現するというように、自己の内外と往復して現実と関わっています。そして、思考・感情・感覚として表出されるまでの過程に、時に大きく介入してくるのが、「信念・価値観」です。

自分と現実世界との関わり方のモデル
(意識レベルの内外、表裏の往復運動)

信念・価値観は、自分にとって正しさや大切さの基準となるもので、潜在意識領域に格納されています。信念・価値観は、基本的に個人的な経験・学習によって、形成・蓄積されていきます。

また、血統として受け継がれる価値観、社会や組織の常識・風習、その時代の知識・情報・価値観といった、一個人の周りの「場」(環境)からの影響を受けます。そして人は、自分の信念・価値観に従って行動していれば、ストレスを感じることが少なく行動できます。

このように、思考・感情・感覚・行動といった人間の内外の活動に影響するのが、信念・価値観です。

(3)唯一無二の肉体から精神へのアプローチ
千葉家に伝わる整心術の特徴

人間は、自分の外側の出来事に対して、「思考・感情・感覚・行動」に関する、一連のパターン化されたプログラムが、脳を中心に、内臓・筋肉・皮膚などの全身各所に記憶されています。

従って、心の問題を扱うに際して、精神面だけでなく肉体面も含めてケアすることは非常に重要です。

「思考・感情・感覚・行動」のそれぞれを統御するのが意識(意思・意志+氣)です。人間の意識が及ぶ所には、何らかの場が形成されます。それを意識場と設定して、「整心術」によって、場の質的転換を促していきます。

過剰な悩み・不安・葛藤を軽減させる整心術

今感じている悩み・不安・葛藤の多くは、個々人の生き方のルールである観念や価値観が関与します。特に自分の行動を制限する観念を、心理学ではリミッティング・ビリーフ(以下ビリーフ)といいます。

ビリーフは、過去(多くは幼少期)に生じた不快な体験を避け、少しでも楽な状態を得るために、「思考・感情・身体感覚・行動」のパターンとして定着されたものです。ビリーフが「癖」の一部として、その人の素地と関わる無意識下に深く根差してしまうと、自分の内面を変えようにも、なかなか変えられません。これは、頑固で意固地な状態です。

ビリーフが形成された原体験と似たような場面に遭遇すると、条件反射的に緊張しやすくなります。そして、この緊張状態が制御し難いほど過剰になると、仕事、勉強、スポーツなどで、本来の能力が発揮しにくくなります。

ビリーフによって心身ともに雁字搦めになっている状態は、もつれた糸のようなものです。このとき、一般的なカウンセリングのように、精神面の問題として対処しようとしても、解決の糸口が見えない場合がほとんどです。

妙見活法の整心術では、言語や動作を通じて、根っこから「癖」を外すように働きかけ、ビリーフに対する過剰反応を薄めていきます。それにより、人生の悩み・不安・葛藤を軽減させ、本来の能力が発揮されやすい状態へと導きます。

(4)整心術で取り扱う対象について

以下のような、プレッシャーやストレスを対象とします。

〇試験やプレゼンなどの特定の状況下における過緊張と、それに伴う多汗症・チック症・イップス

〇閉所空間での不安感

〇歯科治療の処置に対する恐怖心

〇特定の人への怒りや恐れ

〇前向きな目標を設定したときに起こる心理的抵抗など

<目的>
「特定の場面・人 ― 過剰反応」の紐づきを断ち切ります。その際、心という内面に焦点を当て過ぎると、もつれた糸が余計に絡みつくような場合があります。そのため整心術では、言語や動作の質を転換させることで、感じ方や受け止め方といった内的反応の質を転換させることを重視しております。

<妙見法術活法の整心術で行うこと>
過去の体験が、その影響が心・体、そして潜在意識に記憶されています。妙見法術には、その過去からの影響を薄め、心身共に浄化させる術理が豊富にあります。

漢方鍼灸 妙見活法 大阪天満 かわかみ吉祥堂

所在地〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋4丁目8-25 長田ビル3F
駐車場なし
電話番号06-6354-4189
休診日日曜日 火・土曜日午後 第4木曜日午前
院長川上 哲寛妙真
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