ホーム > 初診ご来院前に(院内風景・初診の流れなど) | 自律神経症状の早期改善なら、大阪市北区の漢方式鍼灸院「大阪市てんま吉祥堂」
当院のHPをご覧になっていただき、誠にありがとうございます。当院では、漢方理論に基づいた鍼灸治療で、自律神経疾患・慢性疲労症候群、婦人科疾患、アレルギー性疾患、心療内科疾患、不妊治療、チックや夜泣きといった小児科疾患などの患者様に多く来院していただいております。
実は、私自身、喘息持ちで、幼少時より何度も喘息発作に苦しんできた経験があります。大人になってから、鍼灸治療が喘息に有効であることを知り、鍼灸治療の師匠でもある藤本蓮風先生の治療のお陰で、現在、こうして健康に治療活動をさせていただいています。
また、また、2016年6月に、妙見兵法桓武月辰流第二十四代宗家・千葉吉胤妙星師が、これまで家伝して千葉一族だけに伝えられてきた妙見法術活法を公開されことを機に、私はこの法術を、師より直々にご指導いただけるようになりました。
それに伴い、当院の従来の治療法である「漢方鍼灸」に、適宜、「妙見法術活法」を取り入れるようになりました。それにより、鍼灸治療の効果が引き上がりました。
この妙見法術は、単なる治療術の枠を超える、事象の質的転換を促す、宇宙・自然の「法」に則った「術」理です。従って、この法術を適切にお借りすることで、逆境の反転である、事態の好転へ繋げられます。
病気・症状のために、日常生活を不自由されている方々の、少しでもお力になれるよう、誠意をもって治療に当たらせていただきます。まずは、当院のHPが、お悩みごと解消のきっかけになれば幸いです。
大阪天満 かわかみ吉祥堂にはじめて来院いただいた方の為に、施術の流れを動画でご紹介します。
(動画再生時間:1分19秒)
大阪天満 かわかみ吉祥堂にはじめて来院いただいた方の為に、施術の流れをご紹介します。
専用カルテ(B4サイズ3枚分)に必要事項を記入いただきます。予診票、食生活・排泄・睡眠などの生活習慣、生理状況などについての問いにお答えして頂きます。かなりのボリュームとなるため、約30分ほどお時間を頂戴してます。
※視力の弱い方は、眼鏡をご持参いただきますようお願い致します。
カルテを基に、お悩みの症状、幼少期から現在までの健康状況、生活習慣や精神状態などをお伺いいたします。
問診から得られた情報を頼りに、実際の患者様の顔色、脈、お腹、背中、手足のツボなどを伺って、症状の本質に迫っていきます。
問診と体表観察の情報から、治療する箇所を1~3カ所に絞り、鍼を刺します。
治療後は、体内の気血水のエネルギー循環を身体になじますために休憩していただきます。
症状に対する診立て、生活上の注意などをご説明させていただきます。
受付でお会計と、次回のご予約をお取りいただきます。
大阪天満 かわかみ吉祥堂で取り扱う道具について動画でご紹介します。(動画再生時間:1分07秒)
大阪天満 かわかみ吉祥堂で取り扱う道具についてご紹介します。
当院で主に用いる鍼は、ステンレス製のディスポーザブル用の毫鍼を用います。
こちらの鍼は、金・銀・ステンレス製です。見た目は毫鍼より太いのですが、皮膚上にかざしたり、皮膚に軽く当てる程度の、非常に軽微な刺激の治療法です。主にお子様、外部からの刺激に敏感な方、体力の弱い方に適した鍼治療です。
金・銀製の鍉鍼と呼ばれる鍼を槌で腹部に向けて叩きます。腹部の緊張、弛緩を均一化することで、腹腔内の内臓や横隔膜の調整を致します。
腎臓・胃腸・子宮といった内臓の冷えや水滞が関与する疾患に適した治療法です。
1 初診カルテを記入して頂きますので、視力の弱い方は、眼鏡をご持参いただきますようお願いします。
2 問診で、お悩みの症状について詳しく問診させて頂きます。言い忘れや言い残しが無いように、ご来院前に、下記の項目について、予め整理していただけると、問診が非常にスムーズになり助かります。
発症の時期、発症前の生活状況(例:仕事、プライベート、対人関係、食生活、排泄、睡眠、精神状態など)、既往歴などについて
3 現在服用されているお薬名が記載された処方箋やメモをご持参ください。
4 指輪、時計などの装飾品は治療時に外してください。
5 舌診(舌を診る)をしますので、来院される5~6時間前にコーヒー・ジュース・着色料がきつい飴・カレーライスなど舌に着色する飲食物を避けてください。
6 お顔や爪の色つやも大切な診察情報になります。ノーメイク、または薄いお化粧で。マニキュアも落としてお越しください
7 十分時間に余裕をもってお越しください。
吉祥堂のご利用方法は、患者さんの病気・症状の急性期・慢性期・体調管理、また、治療段階、患者さんの来院目的によって異なります。まず何より、鍼灸院の務めとして、お悩みの病気・症状からの回復を目指して治療させていただきます。なので、基本的には、ある程度の回復が認められた時点で、一旦その治療を終了します。
その後、健康管理のために来院される方もいらっしゃいます。当院のご利用法について、以下の内容をご参考になさってください。
緑線(治療効果を積み重ねやすい治療間隔):治療間隔が詰めて来られることで、回復軌道に乗りやすく、1回1回の治療が相乗効果的に高まりやすい。安定期に、一ヵ月から2ヵ月に1~2回程度で安定期を保ちやすくなる。
赤線(治療効果を積み重ねにくい治療間隔):治療間隔が開きすぎると、回復軌道に乗りづらく、1回1回の治療が単発的な効果になりやすい。そのため、なかなか回復の見込みが立ちにくい。
肉体症状が著しい急性期や当院での治療が初期段階においては、自然治癒力が回復していく軌道に乗るまでに詰めてのご来院をお勧めしております。
この段階でのご来院の目安は、症状が、ある程度落ち着くまでの一定期間、週1~3回程度が理想的です。
自然治癒力が回復するようになってきて、当初の症状がある程度緩和してきた段階で、徐々に治療間隔を開けるようにしていきます。
この段階では、何より症状を再発させないための体作りを重視します。そのためには、思考癖・運動・食生活など生活習慣を改めて見直していくことが大切になります。
ストレスが積み重なると、あるいは食べ過ぎたら症状が悪化する、反対に散歩をしたら症状が緩和するなど、症状の特徴を把握しておくことは、体調管理上、重要です。
医療上、苦痛である症状を緩和していくことは、もちろん大切です。しかし、症状が緩和しても、ご自身で生活習慣の修正をしていかない限り、結局、元の木阿弥になりかねません。当院では、お体に対する自己管理能力を高めることを大切にしています。
この段階でのご来院の目安は、週1回~月2回程度が理想的です。
病気・症状が治まった後は、日常の体調(健康)管理のために、あるいは大事な仕事やイベントの前後に合わせて、ご来院される方もいらっしゃいます。
ご自身で体調をよく観察なさって、ご自分のペースで、ご自由に来院なさってください。この段階でのご来院の目安は、1~2ヵ月に1回程度の頻度をお勧めしております。
治療において、「患者さんと治療者との関係性」は非常に大切な要素です。
その関係性が成立する要素の一つとして、患者さんが心から求めていることと当院が提供できることのマッチングが挙げられます。このマッチングは治療成果に大いに関わります。
例えば…
このような患者さまは当院の治療は合わないかもしれません。
逆に…
上記の項目に当てはまる方は、お悩みの症状の改善を通じて、自然治癒力が引き出されやすくなります。
実際に、当院で自分の身体に真摯に向き合った患者さまからは、このようなお言葉を頂いております。