ホーム > 大阪市の小児鍼灸で評判の漢方式鍼灸院 | 自律神経症状の早期改善なら、大阪市北区の漢方式鍼灸院「大阪市てんま吉祥堂」
現在、育児奮闘中のご両親、毎日の子育てご苦労様です。お子様の成長を優しく見守っているご両親にとって、お子様の健康に関して常に心配事は尽きませんよね。特に、お子様の成長に関してお悩みになることとして、”夜泣き・疳の虫”をよく耳にします。
夜なかなか泣き止まない、スーパーなど人前で突然泣き叫ぶ。ご両親にとって、「どうして?」「何がいけないの?」と不安ばかりが募るかもしれません。この様なことが度重なると段々と、特にお子様と接触する頻度が高いママさんはストレスで子育て自体が辛いものになってしまいます。
でもご安心下さい。小児鍼には、お子様の興奮した情緒を和らげる働きがあります。情緒面が落ち着いてくると、疳の虫や夜泣きが段々と緩和していきます。更に、小児鍼を受けたお子様は、以前より言葉を覚えるようになるなど、学習スピードが上がったと仰るママさんは少なくありません。
小児鍼には、やり方は様々ございますが、赤ちゃん・お子様には”刺さない鍼”をすることがほとんどです。”刺さない鍼”と言うと、鍼を刺すものという考えの方にとっては、「どういうこと?」と疑問に感じられことでしょう。
でも本当に刺しません。形状は先の丸いものや少しとがったもの、素材も金製・銀製の鍼を用いて、お子様の皮膚に軽くタッチをするようにして、その微妙な刺激をツボに送る様なやり方です。お子様の体質・症状に合わせて、軽いタッチの刺激の治療だけで、大人同様の効果を出すことが可能です。
一般に、お子様の身体は陽気に満ち溢れ、とても敏感です。その一方で成長段階の途中で、身体の各部位も未発達です。なので、大人にする様な鍼治療では、刺激が大き過ぎます。時間にして1分少々で終わることがほとんどなので、治療を実際にご覧になられるママさんには「エッ!もう終わりですか?」とよく言われます。
例えて言うなら、薬を飲むときに子供用の分量を服用するのと同じことです。ですから、見た目には物足りなくても、お子様の身体にとって十分な刺激を加えていることになります。軽微な刺激でも、というより軽微な刺激だからこそ、お子様には丁度良いのです。
チック症とは、主に乳幼児期から学童期にかけて、本人の意思とは関係なく、「まばたき、首振り、顔しかめ、口すぼめ、肩上げ」といった反応が繰り返し起きる症状のことをいいます。
また、上記症状以外に、「飛び跳ね、足踏み、足けり」など全身に及ぶ運動性チックや、「咳払い、鼻ならし、叫びや単語を連発する」発声チックもあります。
チック症の原因を、西洋医学、漢方医学共に、精神的要因の「不安、ストレス、緊張」を挙げていることは共通します。しかし、身体的要因に関していえば、双方とも見解が異なります。
西洋医学では、脳神経系の異常を挙げているのに対し、漢方医学では、その見解を否定はしないものの、五臓六腑の協調性の乱れを強調しています。
各臓腑の乱れの中でも多いのが肝の臓の機能亢進で、実は、これが精神的要因と大きく関わってくるのです。他には、肺脾腎の臓の機能低下が関与することもあります。
こういった病に対する捉え方の違いは、二つの医学の根底にある哲学の違いから生じるものであって、双方の医学自体の優劣を決めるものではありません。
この場合、まず第一に大切なのは、「医学としての実践性」です。
西洋医学では、近年になって、心と身体を一体にして捉えた理論も生まれつつあるようです。しかしながら、実践面において、薬物療法、あるいは心理的ケアや行動療法以外、これといった確実に有効といえる手段は発見されていません。その意味で、チック症の治療に関して、まだ発展段階というのが実情のようです。
一方、漢方医学は、”心身一如”の思想から、チック症など精神的要因が関与する病を、歴史上、多くの医師が治してきた実績があります。
漢方医学では、お子様の虚弱体質・アレルギー疾患・耳鼻科疾患など各種の小児科疾患を治療する場合、呼吸器と消化器の働きを重視して観察します。風邪引きや鼻炎などの耳鼻科症状なら、呼吸器との関連は想像がつきやすいかもしれません。
それでは、何故漢方医学では、消化器の働きを重視するのでしょうか?
漢方医学では、お腹にある胃腸や脾臓などの消化器官が、肺や鼻などの呼吸器官を下から支えていると考えております。
特に、成長段階のお子様の呼吸器と消化器の機能は、いずれも未成熟のため、体外では気候変化、体内では飲食物からの影響を直に受けやすくなっています。そのため、体の内外で冷えると、風邪引きが生じやすくなります。
また、漢方医学では、アレルギー性の鼻炎や皮膚炎は、いずれも体内に蓄積した毒素を鼻や皮膚から排出している反応として考えております。その毒素は、主に二つに分類されます。
一つは、ママさんの妊娠前・中の食習慣に影響して、お子様が胎内にいたときに蓄積してしまった毒の「胎毒」、もう一つは、お子様の生後の飲食によって蓄積した「水毒」です。これら2つの毒を体外に排出させるために、消化機能を整えることが最重要になります。
このように、何より消化機能を整えることが、お子様の健やかな成長にとって欠かせません。
小児喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などについては、『アレルギー症状』のページをご参考下さい。
オネショもお子様によくある症状のうちの一つです。尿の問題ですから、まず泌尿器症状のこととして考える必要があります。泌尿器は、漢方医学では腎膀胱の臓腑、特に腎はお子様の成長の土台となるので、単なる泌尿器の問題ではありません。
風邪をひくことが少なく胃腸も丈夫でしっかりと成長している、でもオネショが…というお子様なら、何かしらのストレスが関与しているかもしれません。ストレスが持続的にかかると、尿を排出させる機能が亢進することがあります。大人でも過度に緊張したら、トイレにいきたくなりますよね。
漢方鍼灸では、いずれの要因で起きた症状かを、しっかりと根拠をもって治療させていただきます。
最後に、大変重要なことでありながら、案外見落としがちなことがあります。それは、ママさんご自身の心と身体の状態についてです。妊娠中、そして出産後も授乳を通じて、お子様の身体は母体の影響を強く受けます。
更に授乳期間が過ぎてからも、子供は豊かな感受性のために、母親の精神状態の影響を受けやすい傾向にあります。つまり、妊娠中だけでなく出産後の数年間は、ママとお子様は一心同体の要素がとても強いのです。
お子様の健康状態だけでなく、ママさんご自身の健康状態はいかかですか?当院に小児鍼を受けにお子様を連れて来られるママさんの健康状態について問診をすると、妊娠時や出産後のストレス・食生活の問題・疲労などがお子様に影響して、アトピー・夜泣き・疳の虫などの小児科疾患を発症させていることが少なくありません。
息子はほとんど怖がらずに治療を受けることができ、「鍼に行きたい!先生に会いたい!」と言うようになりました。
症状は、半年ぐらい続いていたので、ゆっくり時間をかけて良くなればいいかなぁぐらいに思っていたのですが、週に2回約1ヶ月位で、今は首が痛いと言うことも、首を曲げたりかしげたりも全くなくなって、正直ビックリしています。
病院で色んな検査を受けても以上が見つからなかったのに、親も息子本人も何もなかったかのように今は生活できています。
先生に小さなことでもどんなことでも話しを聞いてもらい、息子にも子供の目線で接してもらい、負担の少ない治療で良くしてもらって、感謝しています。
(※施術効果には個人差があります。)
親として子供が安定してくれると安心するので、このような症状を改善できた鍼灸治療は信頼できます。赤ちゃんには鍼を使わず、痛くないようにして頂けるのはとても安心できます。※
その他、体をトータルケアして頂けるのにも助かっています。
※”鍼を使わず”とありますが、毫鍼という刺す鍼を使わず、実際は刺さない鍼の”古代鍼”を使用して治療致しました。
(※施術効果には個人差があります。)